この度 福山管工事協同組合 第九代 代表理事を拝命しました「吉川管工株式会社 吉川純弘」でございます。今まで 幾多の困難を乗り越えられた歴代理事長様のように 順風満帆といかないこともあるでしょうが 皆様のご支持をいただきました以上 私たち組合の協調と調和の精神を受け継ぎ一生懸命努める所存でございます。
どうぞみなさまよろしくお願い申し上げます。

 遠く昔400年前 福山城主水野勝成が、ここ福山の城下町づくりにあたって 特に気を配り、力を入れたのが城下の上水道の施設でした。1622年当時においても江戸神田上水などに続き全国で5番目に敷設されたものと聞いています。 
町づくり、人づくりにおいていかに「水」の大切さを熟知していたかと伺い知れます。その後福山市制の施工と歩調を合わせるように水道施設は、発展していき途中戦災という厳しい時期も乗り越え現在に至っています。戦火の爪痕まだ残る昭和22年先人8社の組合員によって産声をあげた当組合は 創立73年目となり組合員は、現在46社のメンバーで、「市民のライフラインは必ず守る」という気持ちで日々頑張っています。

 近年 全国で毎年のように起こる甚大なる災害の多さ。そのたびにいやがおうでも叫ばれる「ライフライン」としての「水」の重要性を感じない人はいないでしょう。
水道事業者は、電気、ガスなど 国民全般に公平かつ安定的に提供されるべき生活な不可欠な「ユニバーサル サービス」を位置づけされています。
この重要性を組合員が、深く認識し関係各位の皆様方からのご指導も賜り上下水道を通じて 管工事業界の発展と市民サービス向上と地域社会への発展に寄与できればと思います。
昨今の厳しい建設業界の中 人材確保、人材育成、そして今回の予期せぬコロナ渦などなど 不透明な部分も多々ありますが、組合並びに組合員相互の連携強化を念頭に新理事、そして組合員の皆様と一緒に組合運営に努めて参りたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 

福山管工事協同組合
代表理事 吉川 純弘